JEMS翻訳の次の候補は?(2)

JEMS ProductsとJEMS以外のJBoss Projectsとの明確な違いがわかっていないのですが、JEMS Brochureを読むと、EJB 3.0SeamはJEMSから使われるコンポーネントとしてのプロジェクトという位置づけのようですね。これで前回の翻訳候補リストを分けると次のようになります。

JEMS Products:

JBoss Portal

JBoss jBPM

JBoss Component Projects:

Hibernate EntityManager

Hibernate Annotation

JBoss EJB 3.0

JBoss Seam

Portalはフォーラムを見るとJBPORTAL-598でドキュメントの改善に取り組んでいる最中のようであるし、jBPMBPEL対応版が出るまで待った方がよさそう。当面、この2つは翻訳は凍結かな。となると、JEMSから翻訳の候補が消えます。

EJB 3.0関連は、まずJBossでのデプロイ方法をまとめたJBoss EJB 3.0 Reference Documentationをやっつけるのがよさそうです。ただ、これを読んだだけではEJB 3.0の使い方はわかりません。結局、EJB 3.0チュートリアルもやる羽目になるかもしれませんが、チュートリアルWikiでコツコツやればよさそうです。

その後はHibernate EntityManager/Annotation。JPAは重要だけれど、Hibernate EntityManagerの4章Transactinos and Concurrencyだけ丁寧に読めば、他は必要になったら読めばよいような気もします。本当に翻訳する必要があるのか/無いのか、気持ちが揺れます。EJB全般に言えることですが、マニュアルを翻訳するより、その時間を使って仕様書を読み込んだり、サンプルコードを書く方が得ることが多いような気がします。

みんなが興味を持っているSeamは、翻訳という形にこだわらずに別の手段でのプロモーションを考えること。Seamは、Seam Reference Documentationに書かれていない背景について丁寧に説明する必要があると思います。翻訳より図やデモが有効。その心を伝えるのが大事。