SOA Principles of Service Design

注文していた本が届きました。気付いた点をいくつか書きます。

  • ハードカバーなので重いです。ちゃんと計っていませんが、B5ノートPC以上の感じ。通勤かばんに入れるのにはちょっと辛い。
  • コンピュータの本には珍しいと思いますが、図や表がカラーです。図はUMLではなく、○と□を線で繋いだような図がほとんど。
  • プログラミングコードがまったくありません。WSDL,XML,Java, .NET、う〜んどこにもコード例が登場しません。

表紙に"This book could be described as an encyclopedia of service design."というコメントが書かれていますが、まさに的を射た表現です。これはSOAサービス設計のための百科事典です。

(6/15追記)http://www.soaposters.com/からこの本のメインテーマである「原則」をまとめたPDFをダウンロードできます。これに書かれている内容が530ページに渡って説明されているということです。もっとアーキテクチャ寄りの「デザインパターン」については同じ著者によってhttp://www.soapatterns.org/にまとめられています(2008/10出版予定)。原則とデザインパターンマッピングについては、SOA Principles of Service Designの付録にありました。

(6/15追記2)この本のサイトがhttp://www.soaprinciples.com/にありました。http://www.soapatterns.org/に登場する個々のデザインパターンからhttp://www.soaprinciples.com/の原則へリンクが張られています。