絵本の法則

息子に絵本を読んでいて改めて思ったのですが、絵本では表紙や裏表紙の役割りがかなり大きいですね。表紙の絵はもちろん導入部になります。それから、裏表紙の絵は、かなりの確率で、本文の結果や結論になっているものが多いように思います。絵本では文章が少ない分だけ絵の役割りが大きく、裏表紙の絵は無言ではありますが本文の余韻が残ります。例えば、「あさえとちいさいいもうと」という絵本は、小さな妹がいなくなってしまうという話なのですが、裏表紙にその母親と姉がちいさな妹の手を引いている絵が描かれています。